油圧ジャッキおすすめ3選。失敗しない選び方のコツを解説!

車の整備を自分でしようと考えた際に、まず買うのもの一つは「油圧ジャッキ」だと思います。
ただ、実はジャッキを買う際にも注意点があります!というわけで失敗しない選び方のコツを書いていきます!
1.油圧ジャッキとは?
車の整備にはまず必要な油圧ジャッキ。レバーを上げ下げすることで、小さいシリンダーに入っている油を、別のシリンダーに移すことで、軽い力で車を持ち上げることができる工具です。軽い力であげれるのはテコの原理ですね!
車載のジャッキだとネジをくるくる回すタイプで、タイヤを取り外すのに使ったことがある人も多いかと思いますが、持ち上げるのに力も時間もかかるため、非常に大変ですよね・・・
しかし油圧ジャッキなら少しレバーを上下することで、持ち上げれますので、整備のときの効率が格段に上がります!また、フロアジャッキと言われるものはフロントorリアの2輪を同時に持ち上げることができるので、大変なジャッキアップの作業を短縮することができるので、今後いろんな整備をするのであれば、絶対に買うことをオススメします!
2.最低位と最高位について
ジャッキを選ぶポイントで非常に大事、かつ一番の失敗ポイントになってしまうのが、「最低位」と「最高位」を考えずに買ってしまうことです。
なんでそんなに大事なの?上がればなんでもいいんじゃない?
なぜ大事なのかと言うと、場合によっては、タイヤが上がらないことがあるためです!
一般的にSUVは車高が高いので、明らかにわかりやすいのですが、車種によってジャッキアップポイントが高い位置にあるものがあるため、要注意です!
最悪、買い替え・・・と言うことにもなりかねません。
フロアジャッキをかける場所はジャッキアップポイントは駆動方式によって変わります。
駆動方式 | ジャッキポイント |
---|---|
前輪駆動 (FF:2WD) | フロント:メンバー リア:牽引フック |
後輪駆動 (FR:2WD) | フロント:メンバー リア:リアデフ |
4輪駆動 (4WD) | フロント:メンバー リア:リアデフ |
こので気をつけていただきたいのはリアで、牽引フックにジャッキをかける場合です。
牽引フックの取り付け位置は高い場合があり、ジャッキによっては上げ量(最高位)が足りず、車を浮かせることができない場合があります。買う前に地面からフックの高さを調べた上で買いましょう。
また、最低位については基本気にしなくても問題ありませんが、ローダウンしている車は注意です!
安い最低位が高いジャッキだと入らなくなるので、そんな場合には低いものを選びましょう。
結論:最高位が高く、最低位が低いものを選べば間違いありません(ただし、値段は高く、重量は重くなりますが…)
3.デュアルポンプかシングルか
そしてジャッキを選ぶ際に、高いものはデュアルポンプ式!と書いてるものを多いです。何が違うか簡単に言うと、少ないレバーを上げ下げで浮かせることができるということです。
(大きいシリンダーに油を送る小さいシリンダーが二つついてるので、その分油の移送量が増えるため)
タイヤ交換以外にも色々な作業をしたい!と考えるならデュアルポンプが間違いありません。ほんとジャッキアップの作業が一番手間なので…
4.ジャッキの重量
フロアジャッキは基本的に重いです。物によっては40kgを超える物もあります。ここまでくると保管場所から運んでくるのが一苦労…ジャッキの重量は軽いに越したことはありません。
基本的にはジャッキの能力(2tより3tジャッキのほうが思い)ので、最高位が許すなら車重に合わせたものを購入するのもアリです。
ただし、長く使いたいなら3tくらいのものが色々な車種に使えるのでおすすめで、車重に対して能力がギリギリだと上がるのに力が必要になるので作業が辛いです。(2tジャッキで大型ミニバンとか上げるのは辛いです…)
その場合にはアルミとスチールのハイブリッド製のものを選ぶと少し軽くできますよ!
4.おすすめジャッキ3選
上記をふまえ、お勧めのジャッキを紹介します。
項目 | アルカン | ノーブランド | NOS |
---|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() | |
揚上能力 | 3t | 3t | 2t |
最低位 | 101.6mm | 75mm | 90mm |
最高位 | 470mm | 500mm | 495mm |
重量 | 26.4kg | 33kg | 21.5kg |
デュアルポンプ | ○ | ○ | ○ |
値段 | 21,550円 | 15,500円 | 35,780円 |
1.アルカン3tジャッキ
最低位、最高位、重量がいいところなのがアルカン
コストコに行けばさらに安く買えますが、非会員だと入会費込みの値段だと、Amazonで買うのと同じくらいになるので注意です。
ちなみに自分はこのジャッキを使っておりますが基本トランクに突っ込んでいます笑 重いですが、持ち上げたりも普通にできる重量です。頻繁には辛いですが笑
2.ノーブランド3tジャッキ
これも昔からあるジャッキですね!
最低位、最高位は非常によくてデュアルポンプで作業性もいい、ただしめちゃくちゃ重いです。その分値段は安いので、重さが我慢できるならありです!
3.nos軽量2tジャッキ
値段は高いですが、最低位、最高位もよく、重量が20kgと軽くて持ち運びしやすくておすすめ!ちなみにメーカーはNOSですがアルカン製です笑
サーキットに行くような場合にお勧めですね!ただし、タイヤ交換にのみ使うといった人には、次で書く油圧式パンダジャッキの方が値段も安いし、小さくて重量も軽いので、お勧めです。
番外編】油圧パンダジャッキがおすすめな場合
タイヤ交換にのみ使いたい、出先でのトラブル用に欲しい、といった場合は油圧のパンダジャッキをおすすめします!
というのも、フロアジャッキに対してコンパクトかつ軽量でトランクにも楽々詰め込めるので、持ち運びがしやすいですし、物置からサクッと持って来れます。
作業中も他の箇所に移る際に軽いので運びやすくていいですよ!
軽作業しかしない場合には候補に入れてみてはどうでしょうか?
使用頻度が多いならマサダの商品が耐久性もあっておすすめです。
まとめ
まとめとしては
いろいろと整備をしたい人にはフロアジャッキ。特に車種によっては上がらない場合もあるので、最高位は要確認。
タイヤ交換のみであれば、油圧パンダジャッキもおすすめです。
良いジャッキを買えることを祈ってます!
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