車高調購入後、固着防止と長く使うためにしておきたいこと3選!
車のパーツの中でも大きな買い物の一つである車高調導入!高い物だと数十万しますし、安い物でも10万円は超えてくるので、できれば長く使いたいですよね!
というわけで、購入後、長く使うために、自分がしている対策について書いていきます!
1.ブラケット部のネジ山の固着防止
車高調のトラブルでよく聞くのはブラケットが固着してしまって、車高調整できない!というもの。
大体は北海道や東北、日本海側などの雪の降る地域で融雪剤(塩化カルシウム)を撒くような地域に住んでいる人に多く見られるトラブルですね!
塩化カルシウムは言ってしまえば海水ですので、サビの進行を早めてしまいます。そんな塩カリが車高調のネジ山に入り込み、ブラケットとショックカートリッジを固着させてしまいます。酷いと火で炙らないと固着が解消しないなんて状態に。
その対策としては基本的にはこまめな洗車なのですが、もう一つできることがあり、スレッドコンパウンドの塗布です!
スレッドコンパウンドとはネジのかじり(=熱による溶着)を防止するためのものであり、錆の固着も防止する効果があります!
なので車高調組み込む前にブラケットを一度緩め、スレッドコンパウンドを塗っておくことでかなり固着は軽減されます。これを冬前と春にやっておくことで自分は今のところ固着知らずです。
欠点としてはネジ山部にグリスを塗るので、同じトルクをかけたとしてもネジが締まりやすくなってしまうことですので、その点は気をつけなければいけません。
ちなみにおすすめのスレッドコンパウンドはワコーズのスプレータイプ。さっとかけれるので手が汚れたりしなくて便利です。
ただし、自分は小遣いの中でどうにかやりくりしなければならないので、ワコーズのような高級品は手が出ません…そんな自分が使っているのはパークツールのアンチシーズコンパウンド(名前は違いますがスレッドコンパウンドです)。
自転車整備で有名なメーカーですが、今のところ必要十分な働きはしてくれていますし、なによりも113gも入って1200円くらいですので、コスパ最高です。
2.アッパーマウントのピロボール保護
最近のフルタップ車高調ではゴムマウントだけではなく、ピロボールかつキャンバーをアッパーマウントでつけれるタイプのものも多く、手が出しやすいラルグスやブリッツのZZR、テインなども採用してますよね!
そんなキャンバーがつけれるタイプのアッパーマウントの弱点としては、タイヤハウス側とアッパーマウント側が繋がっているので、ゴミが入りやすいということです。
細かいゴミが入っていくと、ピロボールの内面が削られてガタが大きくなり、走行中にゴトゴト言うようになります。
ではどうしたらいいか、というと、この隙間をアルミテープで塞いであげるといいです。
別にアルミテープ でなくてもいいのですが、エンジンルームにつけるものなので、粘着性、耐熱性を考えるとアルミテープ が安くていいです。
貼る場所は穴を塞ぐような感じで貼ってください。
これをやるだけでピロボールよ持ちは格段によくなりますよ!
3.車高調レンチの買い替え
全然メンテナンスと違うじゃん!と思うかもしれませんが、最後は車高調レンチの買い替えです。個人的には割と大事だと思ってます。
というのも車高調付属のフックレンチは大体薄いので、力をうまくかからずに、スプリングシートを傷だらけにしてしまうこともしばしばありましたし、最悪固着した場合には付属のレンチだと力を入れづらくて、緩めれなかったりしたためです。
おすすめは旭金属工業のフックレンチ70/75と58/65の2本どちらも1000円以下で買えますし、何より肉厚でハンマーで叩いたりしても変形しません!
付属レンチより格段に作業しやすいので、今後自分でメンテナンスするなら必需品です!自分はケチるためにあまり工具は買わないようには心がけてますが、これは本当にあると違うのでおすすめです。
まとめ
というわけで車高調を、買ったら直ぐにしておきたいこと
3選でした。買い替えなんてなるとかなり高いですから一年でも長く使えるようメンテナンスしていきたいものですね!
では!
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